BUYMAでシェーヌダンクルを買った話②
BUYMAでシェーヌダンクルを購入した。
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購入から到着まで
出品者は日本人で、フランスの正規店で購入したとのこと。やり取りも丁寧で、あやしい業者感も無い。購入してから2日くらいで到着。
刻印番号が・・・
エルメスの銀製品には刻印が入っており、この番号を持って店舗での修理などができる。購入時のレシートや保証書は不要らしい。(BUYMAの取引相手からの情報)。レシートの原本は何かトラブルがあった時のために保管しておきたいらしく、コピーを送ってくれた。
届いた商品は刻印も美しく、レシートに記載された番号と刻印が一致していた。ここでかなりの安心感を得たが、ひとつだけ気になる点があった。刻印のアルファベットが2文字だったのだ。
エルメスのアイテムを調べている人なら知っているかも知れないが、多くの場合シェーヌダンクルには9桁の刻印があると出てくるが、10桁あったのだ。
英字が2桁のシェーヌダンクルは存在するのか
他の人のブログでは「1文字」と書かれていることが多く、不安がよぎった。
基本のルールとして
製造年下2桁+アルファベット1桁+6桁の数字
となっており、これらの組み合わせでどこで誰が作ったか分かるようになっているらしい。私が購入したものは24AD〜であり、24年製造のものとなる。
検索しても「2文字刻印が正規品である」という明言は見つからず、エルメス公式にメールで問い合わせた。返ってきた回答は「公式店舗で購入されたものであれば本物です」というもので、はぐらかされたような印象を受けた。暗に公式以外で買ったものは知りません、ということなのだろう。
出品者に問い合わせすると、たまたま買い付けでパリにいるため、店員に確認してくれた。

と、丁寧な回答をいただいた。
また、ブランド品の買取販売サイトを調べてみると、実際に販売されているシェーヌダンクルの刻印画像が掲載されており、アルファベット2文字のものも確認できた。市場に流通している正規品の中にも2文字刻印が存在することがわかり、安心感が増した。
物理的な検証(比重、ブラックライト)
ちなみに、素材が本物の銀かどうかも自宅で比重チェックを行った。水に沈めて体積を測り、重さとの比率を計算。結果は銀の比重に近く、素材面でも納得できた。重さもレシートに記載されている通り。
さらに、エルメスの箱はブラックライトで光るという情報を見つけ、ダイソーでブラックライトを購入。
これが大きな間違いだった。
部屋を暗くして箱に当ててみたが、光らない。調べてみると、ダイソーのライトは波長が可視光に近く、紫外線としては弱い可能性があると判明。そこでAmazonで波長の短いブラックライト(365nm付近)を購入したが、やはり光らなかった。お札はブラックライトで光る部分があるのだが、そこには反応したため、ライト自体は本物だった。
刻印から2024年製造と推測されるため、最近の箱なら光るという情報もあり、再び不安がよぎった。BUYMAには真贋鑑定サービスがあることも知ったが、開封直後にうっかり落としてしまい、傷がついてしまったため、鑑定には出せなかった。
再び出品者に確認
困ったら出品者に連絡。正直ものすごく丁寧で真摯に回答してくれるので、偽物とは思えないが、やはり高額な買い物なので疑心暗鬼。

店舗に持って行き、クリーニングを依頼すれば確実
しかし私が住んでいるところから最寄りの店舗は京都で、仕事も忙しく行けるタイミングがない。
もし偽物だった場合どんな顔をして帰ればいいのか・・・
買取査定に持ち込み
そこで最後の手段として、近所の貴金属買取ショップに持ち込み、査定を依頼。店員は丁寧に対応してくれたが、その場では真贋の確定ができなかった。
おそらく本物だが、シルバー刻印が見当たらないとのこと。「エルメス横浜店に発送して確認してもらうことになります」と案内された。
数日後、査定が完了し、買取価格は21万円との連絡が入った。市場価格と照らしても正規品としての評価がされている水準であり、ブランド側の確認を経て「本物」と認定されたことになる。
まとめ
届いてから本物だと確証するまで色々あったが、結局は査定してもらうのが一番確実かも知れない。
正規店で買っていない以上、100%とは言い切れないかも知れないが、上記の検証結果を踏まえて自分は本物だと納得している。
それでも、なぜ箱が光らなかったのかは謎のまま。箱の仕様が異なるのか、あるいは製造ロットによる違いなのかはっきりとは分からない。もし何か知っている人がいれば教えていただきたい。
