慢性上咽頭炎は検査結果に現れるのか?
ここ1ヶ月ずっとお腹の調子が悪く、大きな病院で血液検査、尿検査、CT検査をする機会があった。ついでに慢性上咽頭炎が検査結果として現れるかも気になったので、検査結果についてまとめようと思う。
結論:血液検査、尿検査ともに異常なし
結論から言うと検査項目に異常は全く無い。内視鏡検査で腸を見てもらった結果も全く異常なし。つまり腸に炎症はなかったわけで、血液検査、尿検査も異常な数値がないのが当たり前。
結局ストレスか何かで腸が過敏になっているだけではないか?とのことで、梅雨っていう時期も関係しているかもしれない。ちなみに慢性上咽頭炎で過敏性腸症候群になることがあると言われているけれど、症状的にそこまでひどくはなく、ほんのり調子が悪いといった感じ。
血液検査と上咽頭炎
ただ、慢性上咽頭炎なら上咽頭が炎症しているはずである。医者から「体の中に炎症があると白血球の数が増える」という話を聞いたが、自身の検査結果では、白血球が多いどころか基準値を少し下回るほど。
他にも炎症を示す項目があるが、すべて基準値に収まっている。程度の差があるのか、それとも上咽頭炎はもう治りかけているのか。ただ、体感で完全に治っている感じはないため、血液検査から上咽頭炎との診断は無理なのではないかという結論に至った。
上咽頭炎と尿検査
では、尿検査はどうなのか。慢性上咽頭炎とIgA腎症の関係が深いことはこの病気を知っている人なら常識かもしれないが、IgA腎炎の場合尿検査で血尿と尿蛋白が見られるらしい。これも数値には現れていなかった。
4月に大学の健康診断でも尿検査を行ったが、ここでも異常なしなので自分はIgA腎炎になっているわけではないと思う。IgA腎症になっていなければ、尿検査から上咽頭炎を診断することは難しそう。
Bスポット治療が一番の判断方法
今回の血液検査、尿検査後、一度もBスポット治療には通っていないが、実は昨年の11月にも血液検査をしており、そこでも異常なし。その時のBスポット治療では血がべっとりついていたことから、慢性上咽頭炎の判断はBスポット治療がメインかもしれない。
また、慢性上咽頭炎について理解のある耳鼻科なら、上咽頭をカメラでチェックしてくれるが、ここでも判断してもらえると思う。
もし慢性上咽頭炎の症状に当てはまるものがあったり、不調が続くけど検査結果に以上がない場合は、近くのBスポット治療可能な耳鼻科でBスポット治療を行ってもらうことをオススメする。
まとめ
今回のブログをまとめると、血液検査や尿検査では上咽頭炎の診断は難しいかもしれないこと、Bスポット治療が上咽頭炎の一番簡単な診断方法かつ治療法だということである。
改めて、上咽頭炎は様々な不調を引き起こすのに、通常の検査では分からない厄介な病気だと感じた。