発汗=デトックス?のお話
ゴリラって全員B型だからB型の人はゴリラだと言われ続けているけど血液型が1種類しかないならA型でもO型でも良いんじゃないかと思っているB型のみなさんこんばんは〜えふわんです!
今回は汗をかくことと健康について面白い話を読んだので、書いていきたいと思います!
最近良くテレビで取り上げられている発汗デトックス。
果たして本当に効果はあるの?それでは早速本題へ参ります!
※参考にした本はこちらです、今日紹介するデットクスの話の他にも日光浴と健康の話や面白い雑学がたくさん書かれているので、ぜひ読んでみてください!
汗をかくメリット
まず、汗をかくとどんな良いことがあるのか。
体温調節
汗をかくことで体温を下げることができます。
夏場に汗をたくさんかくのはこのためですね!
汗がかける体になることで熱中症や夏バテを防ぐことができます。
はい、メリットこれぐらいですね笑
汗をかくことの本来の意味って体温調節のためだけなんです!
発汗デトックス
じゃあ最近流行りの発汗デトックスってなんなんでしょう
デトックスとは
英語で解毒を意味し、身体の中の毒素を抜く体内浄化のこと。
https://kotobank.jp/word/%E3%83%87%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-187548
発汗デトックスとは文字通り汗をかいて体から毒素をだしてやろう!というもの
ただ、デトックスも毒素もどちらも曖昧な言葉。
おまけに汗をかくことによって排出される毒素は非常に僅かです。
※ここでは毒素を重金属(鉛、水銀、カドミウム、ヒ素)として考えています。
ナショナルジオグラフィックの記事によると
普通の人が1日45分間の激しい運動を行ったとしても、1日の発汗量はせいぜい2リットルほどだった。これには、運動していない平常時の発汗も含まれる。そして、それだけの汗をかいても汚染物質は0.1ナノグラム以下しか含まれていない。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/041200164/?P=2
普段の食生活で体内に取り込む汚染物質のうち、汗で出る量は0.02%なんとなんとも残念ですね。
体から毒素を出す方法
じゃあ体から毒素を出すにはどうしたらいいんでしょうか
汗なんかよりもっと体から効率よく物を出す方法はやはりおしっこや便を出すことです。
体から老廃物を出す割合は、便が75%、尿が20%と言われています。
残りは爪や髪の毛、そして汗ですが合わせても5%ほどとあまり意味がないということがわかりますね。
老廃物の大部分を効率よくだすためにはやはり健康的な食事を摂ることが重要!
過去に慢性上咽頭炎に良いとされる食事を書きましたが、これは体にも良い食事です。
他にもヨーグルトを食べることでお腹の調子を整え、毎日定期的に体の老廃物を排出するのもいいですね。
汗をかくことは良くないのか
いえいえ、そんなことはありません。
最初にも述べたように体温調節の機能がありますし、例えば運動をして汗をかくことはストレス発散になり、体にもいいです。
また、10分間の入浴は副交感神経を優位にして自律神経を整えることができます。
発汗作用のある行動をすることで血の巡りが良くなりますし、効果は十分にあります。
ただ、デトックス効果はあまり期待ができないよというお話でした。
最後に
今回の記事の内容を簡潔にまとめると
- 発汗にデトックス作用はない
- 毒素を出すにはお腹の調子を整えるのが良い
- 発汗作用のある行動に意味がないわけではない
ということですね!
ただ、世の中の新常識は目まぐるしく変わりますから、今日書いたことが間違いになる日も来るかもしれません。
また、今までデトックスのために運動をしていたけど、デトックス効果がないなら辞めようなんて考えるのもよくありません。
適度な運動と規則正しい食生活で健康な体になるためにも、これらを意識した行動を心がけていきましょう!
今回も読んでいただいてありがとうございました!
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