歯は一日15分しか接触しない

今日は意外な事実について書いていきたいと思います。

まずはみなさんにクイズ!というより質問です。

人間の上の歯と下の歯は一日にどれだけの時間接触していると思いますか?

まあ、タイトルでネタバレしていますが、実はたった15分ほどなんです!

では次に自分は普段どうなっているのか思い出してください。

どうですか?普段歯が離れていますか?ガッチリくっついていますか?

それが一体どうしたのかと思われるかもしれませんが、何の気なしに歯をくっつけ続けていると体に悪影響を及ぼしてしまうんです!

TCH(上下歯列接触癖)

日常生活の中で歯が接触している時間が多くなる現象。

この現象にはちゃんと名前がついています。

その名もTCH(Tooth Contacting Habit)、日本語では上下歯列接触癖といいます。

TCHとは、Tooth Contacting Habitの略で、日本語で言えば、上下の歯を接触させる癖のことです。
食事以外で上下の歯を接触させる癖といえば、当診療室でも治療テーマにしている「ブラキシズム」つまり無意識時の、多くは就寝時の「かみしめ癖」や「くいしばり癖」、いわゆる「歯ぎしり癖」が思い浮かびます。しかし実際には、日中何かに集中したり、緊張した状況で、上下の歯を わずかに軽く「くっ」と接触させる癖が、東京医科歯科大学の歯科顎関節治療部での顎関節治療を受けられる患者さんに多く認められたことより、木野准教授を中心にしたグループでこの「TCH」が提唱されました。

引用:http://www.masuchi-dc.com/contents/tch.html

自然体でいるときに歯がくっついている人は要注意です。

僕自身思い返してみると口をギュッとしている方が安心するので、ついくっつけてしまっていました。

TCHになる原因

では、なぜTCHになってしまうのでしょうか。

緊張しているときに歯を食いしばるように、ストレスがある人はTCHになりやすいそうです。

またうつむく時間が多い人、例えばスマホやパソコンを長時間使う人も歯がくっついている人が多いとされています。

現代人にTCHが多いのはスマホやPCの普及の影響が大きいかもしれませんね。

どうして歯が離れているとよいのか

歯が離れているのが良いというより、くっついていると良くないと言ったほうがいいかもしれません。

歯が常に接触していることによる悪影響をあげると

  • 歯が欠けてしまう
  • 頭痛や肩こりを引き起こす
  • 顎関節症になる
  • 口周りの筋肉の疲労

などなど・・・

思い当たる人いませんか?

放って置くと様々な症状が出てしまう恐ろしい疾患ですね。

さて、ではどのように改善すれば良いのでしょうか?

TCH解消法

まず大事なことは、意識して歯を少し離すことです!

リラックスして歯に欠けている力を減らしてみてください。

ただ、絶対歯を離さないといけないんだ!、歯がくっついていると体に悪い!

といったように無理に意識しすぎるとかえって口の筋肉が疲れてしまいます。

認知行動療法を行うことで改善できるそうなので実践してみてください!

よくいる場所、例えばPCの前やリビングの目につくところに「歯を離す」なんて書いた紙を貼っておくと良いらしいですよ!

これによって寝ている間の歯ぎしりなんかも良くなったという例もあるので、そういった事に悩んでいる方にもおすすめです!

まとめ

昔から顎関節症っぽくて、最近では肩こりがひどく困っていたのですが、こんな病気があることを知って改善方法をはじめてから少しマシになったような気がします。

実は筆者は慢性上咽頭炎という病気になっています。

こちらの記事で慢性上咽頭炎について解説しています。

また、口呼吸のデメリットについても紹介しています。

慢性以上咽頭炎は口呼吸で悪化するため口呼吸改善のために口をギュッとしている時間が長かったのが歯を接触させる原因になり、良くなかったのではないかと思います。

現在実践し始めて1週間ほど経ちますが意識して歯を離すことができるようになりました。

1日に15分しか会えないなんて織姫と彦星のようですが、僕の体のために遠距離恋愛をしてもらっています笑

TCHの方はぜひ改善して、快適な健康ライフを送れるようにがんばりましょう!

今回も読んでいただいてありがとうございました!

健康

Posted by AVALON