日本で金がたくさん取れる?
今回はちょっとおもしろい話を書いていきます!
コラム的な感じで読んでいただけると嬉しいです。
あ、「かね」じゃなくて「きん」ですよ?
みなさん日本で金がどれくらい取れると思いますか?
黄金の国ジパング
かつては黄金の国ジパングと呼ばれていたり、金閣寺を作ってみたりと金のイメージがある人もいれば
「日本じゃもうそんなに鉱物はとれないんじゃないの?」と考える人もいますかね。

実際日本は火山大国ですから、かつては金がよく取れたそうです。
しかし、現在はほとんど掘り尽くされていて鉱山としては鹿児島にしか残っていません。
日本で稼働中の鉱山のホームページはこちらからどうぞ
菱刈鉱山:菱刈鉱山のココがすごい! | 住友金属鉱山株式会社
赤石鉱山:三井串木野鉱山株式会社 トップページ
また、金鉱自体は存在はしていてもコストに見合うだけの産出量を得られないという考えもあり、新たに金をとるという発想自体がなくなってきています。
世界に金はどれくらい?
まず、世界にどれだけ金があるのかというと約23万トン。
様々なデータがありますが、今まで発掘された量とまだ地球に残っている量の合計はだいたいこれくらいと言われています。
これって多いの?少ないの?わかりやすく換算してみましょう!
みなさんよくプール何杯分という例えで聞くことが多いと思います。
オリンピック用プールで換算すると※約4.8杯分となります!
※オリンピック用プール1杯の貯水量を2500トン、金の密度を19.32 g/cm3として計算
テレビやネットで金はオリンピック用プール1杯分しかないと言っているのは埋蔵量の話ですね。

また技術の向上によって今まで取れなかった金が取れたりすることもあるのでこれより増えることもあるかもしれません。
海水にも微量に含まれているんですが、もし全部取り出せれば50億トンにもなるという話もあります!ぜひ実践してみたいものです。
日本は金の大量保有国?
ここからが本題です!
実は、ほぼ金鉱山が閉鎖されて、新たに得られる金が少ない日本が今でも金を大量に保有しているというデータがあります。
一体どういうことなのでしょうか?
みなさんは都市鉱山という言葉を聞いたことがありますか?
日常で使う家電製品、もちろん今このブログを読むのに使っているスマホやPCにも様々な金属が使われています。
中にはこれまで話題にしてきた金やレアメタルと呼ばれる貴重な金属もあるので、それを再利用して使おうというのが都市鉱山の考え方です。

土ではなく家電から金属を採掘するというのは面白い発想ですね
最近みた興味深いページの一文を紹介します。
日本は資源のない国として知られるが、都市鉱山に関しては有数の資源国と言える。例えば金は6,800tが都市鉱山として国内に埋蔵されており、これは世界の埋蔵量4万2,000tのうち16%に匹敵する。
引用:都市鉱山 – 環境省
埋蔵量の16%、これは世界順位で考えると1位なんです!
日本が金の埋蔵量1位という言葉だけ見ると以外で驚いてしまいますね!
オリンピックの金メダルにも
来年東京で開催予定の東京オリンピックのメダルは都市鉱山を使って制作するそうです。

受付はすでに終了したそうですが、自分が使っていた物の一部が巡り巡ってオリンピックのメダルになっているかもしれないと思うとオリンピックの見方も変わってきそうです!
まとめ
今回は日本と金についてゆるく書いてみました。
明日にでも友達に話してみたら、ちょっと驚かれるかもしれないですよ!
今回も読んでいただいでありがとうございました!
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