上咽頭炎との闘い 上咽頭炎とは
前回耳鼻科で上咽頭炎と診断された。というお話をしました。
そもそも上咽頭炎とは一体どんな病気なのでしょうか。
上咽頭炎の症状
上咽頭と呼ばれる部分は鼻と喉の境目にあります。鼻呼吸をするとき外の空気はここを通って出てきます。
ここが細菌やウイルスに感染したりすると上咽頭炎を発症するのです。
上咽頭炎の症状は
- 鼻と喉の間の違和感、痛み
- 喉の痛み
- 体のダルさ
- 頭痛
など様々です。
しかしこれだけ見ると風邪の症状とどこが似ています。じつは風邪を引いたとき上咽頭も炎症を起こしている場合が多いのです。
普通の風邪なら2、3日も安静にしていれば次第に良くなっていきます。夏風邪は長引くと言われていますがこれも2週間ほどで治る場合が多いです。
しかし僕の場合1ヶ月以上も喉の不調や体のダルさが続きました。一体どうしてなのでしょうか。
上咽頭炎には2種類ある
実は上咽頭炎には2種類あるのです。それは急性上咽頭炎と慢性上咽頭炎です。この2つの違いを説明していきます。
風邪をひいて上咽頭が細菌に感染したときは急性上咽頭炎と呼ばれます。読んで字のごとく急激に悪化して急激に治るものです。
風邪は急性の上気道の炎症が組み合わさったもので上咽頭だけでなく急性扁桃炎や急性気管支炎などと一緒に発症することもあります。
みなさんも経験があるように病院で薬を出してもらえば多くの場合完治します。
一方で急性があるということは慢性上咽頭炎があるのです。慢性上咽頭炎は長期間症状が持続するものです。
僕の場合はこの慢性上咽頭炎になっていたというわけですね。
慢性上咽頭炎が起こる原因は急性上咽頭炎の悪化やストレス、体の冷えなどです。
この2つの違いはあたりまえですが「長引くかどうか」ということです。
風邪の症状がずっと続くと考えてみてください。とてもつらいですよね。
さらにこの上咽頭と呼ばれる部分は自律神経を司っていると言われています。
つまり上咽頭の不調が続くと自律神経失調症のような症状が出ることがあるのです。
慢性上咽頭炎は治らないのか
Googleで「慢性上咽頭炎」と検索すると関連項目に「慢性上咽頭炎 治らない」といった不穏な文字が出てきます。
はたして上咽頭炎は治らない病気なのでしょうか。
次回は今僕がおこなっている上咽頭炎の治療、なぜ治らないと言われているのかについてお話したいと思います。
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